JSON整形・比較

🔍 JSONパース失敗の主な原因

JSONが正しく解析できない場合、以下のような文法エラーが原因であることがほとんどです：

• 末尾カンマ（Trailing Comma）: {"name": "太郎", "age": 30,} のように、最後の要素の後にカンマがある
• シングルクォート: JSONではダブルクォート（"）のみが有効。{'name': 'Taro'} は不正
• キーのクォート漏れ: {name: "太郎"} のように、キー名がクォートされていない
• 不正な改行・制御文字: 文字列内に改行コード（\n）をエスケープせずに含めている
• コメント記述: JSONは公式にコメント（//, /* */）をサポートしていません（JSONC形式を除く）

💡 このツールでは、入力されたJSONに文法エラーがある場合、エラー位置とメッセージを表示します。

🔒 ブラウザ内完結処理のセキュリティ上の利点

このツールはすべての処理をブラウザ内（JavaScript）で完結させています。これには以下のセキュリティ上の重要なメリットがあります：

• データ漏洩リスク0: 入力されたJSONはサーバーに一切送信されません。API Keyやパスワードなどの機密情報を含むJSONでも安心して処理できます。
• 通信傍受の心配なし: ネットワークを経由しないため、中間者攻撃（MITM）やパケットキャプチャによる情報漏洩のリスクがありません。
• ログ保存なし: サーバー側でアクセスログやエラーログにJSONデータが記録されることがありません。

⚠️ オンラインでJSON整形ツールを使う場合は、必ず「ブラウザ完結型」であることを確認してください。サーバーに送信するタイプのツールでは、機密情報が第三者に漏洩する可能性があります。

⚖️ JSON vs XML: データフォーマットの違い

Web APIやデータ交換でよく使われるJSON（JavaScript Object Notation）とXML（eXtensible Markup Language）の主な違いは以下の通りです：

📌 現在のWeb開発では、REST APIやモダンな設定ファイルにはJSONが主流です。XMLは歴史的経緯からSOAP APIや特定の業界標準（銀行系、医療系など）で使われています。